ICANのプロジェクトで学生さんたちとの懇談会
昨日は、ICAN(アイキャン)のプロジェクトの「議員ウォッチ」にお声かけいただき、学生さんたちとの懇談会に参加いたしました。
ICANとは、核兵器廃絶国際キャンペーンのこと。2017年にノーベル平和賞を受賞されているので、聞いたことがあると方も多いと思います。
今期の福岡市議会では、
2019年9月に「核兵器禁止条約の締結を求める意見書」が可決しました。その後も、
2021年10月に「核兵器禁止条約第1回締約国会議への日本政府のオブザーバー参加を求める意見書案」が可決、
2022年6月にも「非核三原則の堅持及び核兵器廃絶に向けて主導的な役割を果たすことを求める意見書案」を可決し、政府に核兵器廃絶を求めてきました。
(各会派の賛否の結果はコメント欄に表を貼りました。どこが反対しているのか一目瞭然!)
現市長の下ではなかなか進まない平和行政ですが、厳しくその取り組みをチェックしています。実は、9月議会では、非核平和都市宣言の早期実現と平和資料館の設置について一般質問をしました。
昨日は、学生さんたちと、その攻防戦について裏事情をお話ししたり、今後の取り組みの方向性を共有したり、多くの意見交換ができました。
やっぱり、平和教育の取り組みを進めなければならないのですが、学校によって格差が出てきている実態もわかってきました。
「議会ウォッチ」は、来年3月までに、学生たちが47都道府県を訪ねるキャンペーンの真っただ中。四国編・近畿編に続き、第3弾は「九州編」とのことで、福岡市議会にも訪ねてくださいました。
若い世代が自分たちのこととして、核兵器廃絶の取り組みをしていることに希望が湧いてきました。議会ウィッチのサイトもあるようなので、コメント欄にリンクを貼っておきます。
