傍聴人の守るべき事項って?
今日から福岡市議会は12月定例会が始まりました。
議会傍聴をお願いしている立場として、「福岡市議会傍聴規則」なるものをちゃんと読んでみようかとふと思い立ち。
いろいろ書いてありますが、傍聴人の守るべき事項としての第4条。
「傍聴人は、傍聴席において礼儀を重んじ静粛を旨とし、次の事項を守らなければならない。
(1) 帽子、コート、マフラーの類を着用しないこと。ただし、病気その他の理由により議長の許可を得たときは、この限りでない。
(2) 飲食又は喫煙をしないこと。
(3) 携帯電話、パソコン等の情報通信機器の電源を切ること。
(4) 議員の言論又は行為に対する可否の表明、批判及び宣伝、扇動をしないこと。
(5) 前各号に定めるもののほか、議場の秩序を乱し、又は会議の妨害となるような行為をしないこと。」とあります。
ふむふむ。
(2)~(5)は分かります。
でも、(1)の理由が分からない。その区別もあいまい。
帽子はNGだけど、服についているフードはいいの?
コートとジャケットってどこが境目なの?
マフラーはNGだけど付け襟はいいの?
分からないときは、議会事務局に聞いちゃえ!と早速問い合わせてみました。
「全国市議会議長会で指針が示されていて、多くの自治体はそれに倣っている」とのこと。それは理由ではないのではないか?と食い下がってみましたが、いまのところ、規則なので…と。その区分も難しいですね~…と。
議場ってかなり広くて、この時期は寒いんです。私はいつもひざ掛けを持ちこんでいるくらい。
傍聴席も同じなので、寒さが苦手な方やその時の体調で防寒着は着たままでもいいのではないかと思うんです。だってそれで議事運営に差しさわりがあるわけでもないし。
つまりは、マナーとしてどう考えるかということなんですかね。
誰かとの約束の場であるとか、公式行事の来賓であるとか、その場合は相手に失礼のない振る舞いは必要だということは分かります。
でも、傍聴席ですよ。簡単な受付をすれば誰でも出入りできる公共の場。しかもそれは住民の権利なはず。そこにこんな大仰なマナーが必要なのかな?
さて、この規則、どうしたら変えることができるのか?
調べてみます。