くるめフォーラムに参加しました

気持ちのいい快晴の日曜日。
福岡市内でも興味深いイベントは諸々あってはいたのだけれど、今日は久留米市男女平等推進センターで開催されている「くるめフォーラム」で1日を過ごしました。
記念講演は、法政大学の前総長の田中優子さんが講師。満席でした!
テーマは『女性のちからが社会を変える』。「力」ではなく「ちから」と書いたところにパワーではないしなやかさとか信念が社会を変える源だと感じました。
旧統一教会の家族観と自民党草案の憲法の関係性など、ずいぶん切り込んだお話を聞くことができました。
例えば、現行憲法の「個人」という言葉が「人」という言葉に置き換えられていること。
24条の「婚姻は両性の合意のみ」という言葉が「婚姻は両性の合意に」と変えられていること、などなど。これが成立してしまうと、私たちはどこか知らない世界に連れていかれるかもしれません。
やっぱり知らなきゃならないし、私たちは自分で決めなければならない。
また、経済や政治の分野でリーダーとなる女性を増やすことはもちろん必要だけれど、それだけでいいのかという問い。
いまだに女性たちは家族責任を楯に非正規雇用に押しやられる現状に怒りがふつふつと湧いてきました。
「くるめフォーラム」では講演会の他にも映画上映や市民主催のセミナー、物販など盛りだくさん。同じ立憲民主党の新井富美子県議も実行委員をしていて会場でばったり!一日、楽しめました。
ところで、これだけの規模のイベントを毎年毎年実施できる久留米市の男女共同参画行政はやっぱりすごいと言わざるをえません。その背景に市民の力も大きく寄与していることを知りました。
市民参画。やっぱりそこですよね!
多くを学んだ一日でした。