博多区の東光(とうこう)中学校を訪問
2015年に選挙権が18歳に引き下げられてもう7年たつというのに、いまだに政治教育が学校現場で進んでいない実情。
そもそもは、1969年の当時の文部省の初等中等教育局長通達「高等学校における政治的教養を政治的活動について」が発端らしく。政治的な教育の取扱いにブレーキがかけれれていたようです。
そんな背景もあり、教育の現場で政治の話は、タブー視され続け、2015年にその通達が廃止されたのちも、なかなか社会の雰囲気は変わらず。
そんなんじゃ、若者の投票率はなかなか改善されません。
どうしたものかと調べていたら、博多区の東光(とうこう)中学校が新しい挑戦をしているらしく!
同僚議員やインターンといっしょに詳しいお話を聞きにお訪ねしました。
社会科の公民分野で本物の選挙と候補者を教材にして生徒たちがリサーチ。大人も顔負けの選挙分析をしていました(2021年11月6日の西日本新聞にも掲載)。
実は、3年前にもここに訪れたことがあり、そのときは「学び合い」の授業の視察をさせていただきました。
一斉授業ではなく、生徒たちが自主的に学ぶ姿が印象的でした。
そして、年月が流れ、「学び合い」の授業から一歩進んだ探求学習へ。なんと、今年度から市ののモデル校にもなったそうで。ますますその取り組みに注目です。
