政経セミナーと青空集会

昨日は、野田くによし参議院議員の政経セミナーに参加しました。

成瀬事務所のインターンにも受付や会場整理などの仕事を任せてもらえ、それぞれしっかり任務をやり遂げました!

政治活動には、いろんな形がありますが、学生たちにとっては、普段見ることのない世界だったようで、驚きもあったようです。
今回の政経セミナーは、政治資金規正法第八条の二で規定するいわゆる「政治資金パーティ」と呼ばれるものです。会費1万円!
若い人や非正規雇用の女性たちには出せない金額です。
ゆえに、圧倒的に男性の参加者が多くなります。
これが「政治」か…と落胆する気持ちも分かります。
ただ、政治活動にはお金がかかります。スタッフの人件費、広報費、会場費、事務的経費などなど。そして巨額の選挙資金!
すべてが公費(地方議員の場合は政務活動費)で賄われるわけではないので、私のような市議会議員の事務所でさえ、年間数百万円が経費や選挙資金積立のために必要になります。
国政となると、その必要額は、市議会議員の何十倍にも及びます。そのために、資金面を応援してくれる支持者も必要になります。それがないと、有効な広報活動さえできなくなります。
お金を使わねばできない政治や選挙に問題はあります。
だからこそ、市民派の議員を増やし、市民の力で政治を動かす土壌をつくらないといけないと痛切に感じます。
学生たちが感じた違和感、それはそれで大事な感覚です。
さて、今回、私たちがもし、この会場だけでこの集会を終わらせていたら、確かに、1万円を払うことのできる一部の人の声しか聴かなかったことになるでしょう。
でも!そのあとが大事!
そのまま議員たちは博多駅へ移動。そこで、青空対話集会が開かれました。
そこは誰でも参加できる場所。通りがかりの方だって飛び入り参加OK、子どもも参加OK。

その場のための広報費、会場設営費、オンライン配信費等に、政治資金パーティで集められたお金が使われるならば、悪くないのかも…と思っていただければ嬉しいです。