「北京JACふくおか」総会

今、北京ではオリンピックが開催されていますが、27年前の1995年に北京で重要な会議が開かれました。
第4回世界女性会議、いわゆる「北京会議」です。
 
世界女性会議は、1975年、ジェンダー平等社会の実現を目指して国連が定めた「国際婦人年」にメキシコシティ(メキシコ)で第1回目が開催されて以降、フォローアップのために、1980年にコペンハーゲン(デンマーク)、1985年にナイロビ(ケニア)で開かれました。そして、1995年にその集大成として、北京会議が開かれました。
 
北京会議の大きな成果は、ジェンダー平等と女性のエンパワメント促進に向けて各国政府が取り組むことを表明する「北京宣言」と「北京行動綱領」が採択されたことです。
 
その後、世界各地で取り組みが広がり、日本でも、全国ネットワークの北京JAC(ジャック)(Japan Accountability Caucus for Beijing Conference)が発足し、福岡でも「北京JACふくおか」が草の根の活動を始めました。
 
私が、この会議を知ったのは、10年後の2005年。10年の取り組みをまとめる冊子の表紙デザインをしたのがきっかけでした。
その後、学習会などに参加し続けてきました。
 
昨日は、北京JACふくおかの年に1回の総会。
インターンの学生4人と一緒に参加しました。
 
こうして長い間かけて地域でジェンダー平等を進めてきた会も、メンバーの高齢化を迎えています。(私が「若手」と言われるくらいですから〜)世代間の連携をどうしていくのかが課題です。