「柏原公民館・老人いこいの家」の落成式
コロナ感染が収束しつつある今、地域行事が一気に始まっています。
11月20日は、南区の「柏原公民館・老人いこいの家」の落成式と祝賀会が開催されました。
福岡市の公民館は、子どもたちの活動の受け入れや、地域支援の拠点としての要請もあり、1994年にそれまでの100坪から150坪化に方針が変わりました。それから27年。南区では、この柏原公民館の完成とともに、すべての公民館が150坪の面積をもつことになりました。
地域コミュニティの拠点ができることに対して期待する気持ちがある一方、「令和2年度市政アンケート調査」によると、65%の市民が過去1年に地域活動にまったく参加しなかったと回答しています。
施設だけ出来上がっても、その地域で暮らすことに「コミュニティ」の意識を持っていなければ、その施設は意味を持ちません。
市民として生きていくこと、コミュニティの一員であることを考えさせられた一日でした。
