広島へ

選挙が終わって、久しぶりの遠出。
文化の日に広島へ。

広島市では今年度から毎年11月を平和文化月間と定めて、様々な文化イベントを実施することにしたそうです。
この日は、原爆ドームの前の水辺で子どもたちの美しい歌声が響いていました。

また、平和記念資料館では、核兵器禁止条約の締結を求める署名も行われていて、312万人を超える人が署名をしていると伝えられていました。
せめて来春に予定されている締結国会議の場にオブザーバー参加をするよう私たち立憲民主党も政府に訴えてきましたが、これもまだ見通しが立っていません。

国の姿勢は平和を求める人々のヒロシマへの思いと噛み合っていない印象を受けます。

実は、福岡市は、広島市、長崎市に次いで全国で3番目に被曝者が暮らしている市です。にも関わらず、「非核平和都市宣言」を行っていません。正確に言えば、福岡市議会で1989年(平成元年)に決議したものの、自治体として市長および福岡市は宣言に至っていないのです。

この平和文化月間の取り組みが、思想や信条を乗り越えて、国内のみならず、世界中に発信されることを祈ります。