「町界町名整理」とは?

本日、福岡市町界町名整理審議会が開催されました。
 
「町界町名整理」??
耳慣れない言葉になので、少し説明すると、複雑で分かりにくい地域を道路や川、鉄道など分かりやすい地形によって整理し直すことを言います。
 
今回は、なんと9年ぶりの町界町名整理!
西区の九大学研都市駅から少し行った北西部(徳永・田尻地区)が対象です。特に徳永は飛び地になっていて、地元の人でも分かりにくい地名になっています。
9年前の町界町名整理も隣接する西区伊都地区が対象でしたので、この地域が急激に町の姿を変えていることが分かります。
 
さてさて、どんな町が生まれるのか?
 
実は、本日の審議会に先立ち、現地に行ってきました。
九大学研都市駅から九州大学につながる「学園通り」を中心に新しい宅地がある一方、この季節は黄金色に輝く田んぼの畦道がまっすぐに伸びていました。
今はまだ信号機にも地名の表記もありません。
 
本件については、12月議会で議案提出されます。議決されれば、来年の夏ごろには住所表示される見通しです。
 
町名が生まれる、町名が変わるという歴史的な一場面に立ち会うことになり、責任の重大さを感じました。名称は地元の方の要望によるものだとのことで、それを尊重する意思を示しました。
 
地元の皆さんがその町名に誇りをもって暮らしていけるように祈ります。