総務財政委員会の議案より
福岡市議会は、今日から常任委員会が開かれています。
本会議で提出された議案を5つの常任委員会に分かれて専門的に審議します。
私は、総務財政委員会に所属していますので、今日は市民局の議案審議と報告がありました。
どんな議案があるかというと、例えば、南市民センターが改修されるのに伴って、研修室等の利用料の変更について(議案第198号)とか。
床面積に比例して利用料は変わりますので、安くなる研修室もあります。
私は、副委員長なので、委員会では発言できませんが、その代わり事前の正副委員長説明の折に意見や要望を伝えていました。この件に関しても、市民の自主的な活動がしやすくなる場と機会を保障するために、より使いやすい時間区分とか空間のつくり方などを求めていました。
少し床面積は狭くなるけど、手軽に利用できる研修室があるのは地域で草の根の取り組みをしている市民団体にとっては、便利になるなぁ~と思っていたところ、今日の委員会で「利用料が安くて民間圧迫になる。もっと高くていい」とか発言する議員もいてビックリ!おいおいおいおい!違うだろ~!と心の中で絶叫!
福岡市立市民センター条例の第1条には「市民の教育、文化の振興、社会福祉の増進に寄与するとともに、地域の連帯意識の高揚に資するため(中略)設置する」とされています。
この目的に沿った施設ですから、天神や博多の貸会議室と一緒にすること自体がナンセンスです。
とまぁ、小さな議案ですがこんな具合に、各会派や議員の公共に対する考え方の違いがこんなところにも出てくるわけです。
常任委員会も傍聴できます。
本会議とは違ったやりとりが繰り広げられていますので、各議員の本音が分かって興味深いですよ。
写真は、福岡市議会第3会派(「第3」って微妙な位置づけ~涙)福岡市民クラブのみんなと一緒に。
