原爆忌に寄せて
8月6日の広島の原爆の日に引き続き、本日8月9日は長崎の原爆の日です。
今年の1月、核兵器の開発や製造、使用などを禁じる核兵器禁止条約が発効しましたが、核保有国や日本など核の傘のもとにある国は、残念ながら参加していません。
そして、福岡市。
広島市、長崎市に次いで全国で3番目に被曝者が暮らしている市です。にもかかわらず「非核平和都市宣言」をしていません。正確に言えば、福岡市議会で1989年(平成元年)に決議したものの、自治体として市長および福岡市は宣言に至っていないのです。
この重みをしっかり福岡市には考えていただきたと思います。
写真は2015年に当時の民主党が開催した「民主党大学2015in長崎」に参加したときのもの。
この日の平和公園では小学生たちが平和の歌を奏でていました。
台風一過の今日、この場所で平和記念式典が開催され、午前11時2分に黙とうがささげられます。
私もその時間、静かに祈りをささげたいと思います。
