行政手続きのDX化について審議

最近、巷でよく聞く‟DX”。
ディーエックスと読みます。
デジタル・トランスフォーメーションのこと。だったら‟DT”じゃないのか?と思ったら、trans=cross=Xなんですって〜。(へぇ~)
 
福岡市議会では、今日から5つの常任委員会が始まりました。
そのうち私が所属する総務財政委員会では、「福岡市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例案」について審議しました。
 
昨年、福岡市では、DX関連のプロジェクトへの参画や専門的・技術的見地からの助言や支援等を求め、民間専門人材の「DXデザイナー」を募集しました。
あの「2ちゃんねる」創始者の方が就任したりしてけっこう話題になったりしたので、覚えている方も多いかと。
 
DXの推進を強力に推し進め、現在、市全体の79.1%の行政手続きがオンラインで可能になっています。2022年度末までに90%以上にすることが目標とか。
その中での今回の条例案審議では、そのメリット、デメリットについて尋ねる質問が相次ぎました。
 
時代の流れのなか、デジタル化は致し方ない部分もあり、人の手が必要な分野により厚く配置できるようになるなど、推進するメリットも分かりましたが、一方で、デジタル機器が使えない市民への対応をどうするのか、ひとたび情報漏洩事件が起こったら誰が責任をもって対応に当たるのかとか、詐欺メールなどへの対策はどうするのかとかあやふやな部分も多く、条例案が可決されても引き続き監視を続けないといけないと考えています。