「パリテで変えよう121位」~女性政治スクールで三浦まりさん講演

福岡・女性議員を増やす会主催の「女性政治スクール」第4期がスタート!

今日は、キックオフの公開講座があり、上智大学教授の三浦まりさんのお話を伺いました。
当初は、公共施設のホールで実施予定でしたが、緊急事態宣言下でリアルに集まるのは難しく、オンラインでの開催となりました。
 
私はこのスクールの第1期生です。
2018年に受講し、2019年の選挙に挑戦しました。
議員になって、丸2年が経ちましたが、正直に言うと、日に日に女性であるがゆえの活動の困難さや、「野党」である悔しさも感じており、当選した当初よりも無力さを感じていました。
 
「議員の仕事とはいったいなにか?」
そんな本質を今日のセミナーで思いかえすことができました。
 
道路を作ったり?大型施設を作ったり?そんな派手な政治は私にはまだできません。
でも、小さな声を言葉にして政治の場に持っていく役割が私には確かにあると。
 
数日前の新聞で、ある元ベテランの男性議員にこんなことを聞いたインタビュー記事がありました。
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―今回の○○選では若手や新人の健闘が目立ち、女性議員の数は過去最多となった。
「女性や若手が増えたのはいいことだと思う。ただ先を見据えた大きな議論ができるかどうかだ」
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先を見据えた大きな議論?さて、この方が何を指しているのかは記事だけでは分かりません。
 
しかし、先を見据えた大きな議論は命を守ることを置いて他にないと私は思っています。
命の儚さと強さの両方を感じている女性は多いです。
若いから、これから自分たちが生きていく社会をよくしたいと考えます。
すなわち、女性や若手だからこそ、先を見据えた大きな議論ができるのではないかと。
 
命を守る、生活を守る、仕事を守る。このことが政治の役割です。
いろいろ悔しい思いはありますが、気持ちをあらたに、折返しの2年間、また前を向いて取り組んで行こうと思った一日でした。