貴重な資料集を譲り受けました

このたび、知り合いから「日本婦人問題資料集成」を譲り受けました。
1976年から1981年にかけて編纂されたもので、編集・解説は、市川房江さん、赤松良子さんなど錚々たる方々。
 
目次だけ見ても、この時代の課題が見えてきます。
 
例えば、第6巻「保健・福祉」では、
第一部 堕胎・間引き禁止
第二部 母子保健の展開と現代の子殺し
第三部 母子保護法の成立とその前後
第四部 戦後母子寮問題
第五部 戦後未亡人運動
第六部 母子問題からみた託児所
第七部 母と子の権利保障をめざしての保育運動
 
第3巻「労働」では、
第一部 婦人職業の動向
第二部 繊維女工と原生的労働関係
第三部 労働者保護法の制定過程と施行
第四部 婦人労働運動
第五部 戦時体制下の婦人労働
第六部 婦人労働問題一般
第七部 戦後の婦人労働
 
かなりのボリュームのある資料です。
せっかくいただいた貴重な本なので、関心ある方と勉強会をしてもいいなと思っていますが、成瀬事務所に置いていますので、どうぞ、ぱら~っと見に来てください。