支援者のみなさんと夜回り
今年は福岡の桜はだいぶん早く咲きましたが、花冷えというのは今日のような夜のことなのでしょうか。
今夜はホームレス支援をしている皆さんと一緒に、夜回りの日。
野宿生活を余儀なくされている方へ、お困りのことはないか生活の状況や健康状態を尋ねて歩きます。
コロナ禍が長引く中で、ホームレス状態にある方は増えてきています。女性や若い人の姿もありました。
集合場所に向かう車内でちょうどNHKラジオで「生活保護 必要な支援をあきらめないために」という話が放送されていました。
藁をもつかむ思いで申請に行ったのになかなか受理されない現状、自分が対象になるのか躊躇する気持ち…誰の身にも生活破綻が起きてもおかしくない状況が続いていて、誰もが綱渡りをしているように思えます。
支援物資と一緒に配る小さな会報に1週間の天気予報の欄があります。明日が晴れるのか、雨が降るのか、路上生活者にとって大事な情報源。
冷えこむ夜に今日は「おやすみなさい」と言うのが精一杯でした。

