市民グループ交流会 で「脱アンコンシャスバイアス」についてワーク

福岡市男女共同参画推進センター・アミカスで活動する市民グループが一堂に会して、年度末にその年の活動報告をし、交流をする場があります。
今日がその日。会場はなぜかアミカスではなく、天神のあすみんへ。
 
福岡には、「あ」がつく公共施設が多くて、迷える子羊もちらほら。
アミカス、あすみん、あいれふ、あいくる、あすばる、アクロス…ほら、もう分からなくなる~。
その用途と場所が全部言えたら、福岡通!
 
さて、今日の交流会、テーマは「脱アンコンシャスバイアス」。
アンコンシャスバイアスとは、無意識の偏見のこと。
例えば、例の森発言。「女性が多い会議は時間がかかる」とか「女性は競争意識が強い」とか。
他にも、「リーダーは女性には不向き」「女性は理系が弱い」なども昔から言われてきたし、男性が新聞を読んで、女性と子どもが食事の用意をしている広告写真とか、紳士服売り場でお手入れ方法を示す写真はエプロンをしている女性とか、言葉の端々に出てくる「だれだれを男にしてやってくれ」「嫁に逃げられた」「女々しい」などなど。
男女の力関係を暗に示す言葉のなんと多いことか!
 
今日のグループワークでは、身近な例を出し合って、その問題点を話し合いましたが、アンコンシャスバイアスの違和感を「一般の人」に伝える妙案が思いつきません。
う~んとうなってみるとか、えっ?と二度聞きしてみるとか、小さな抵抗はできるけど、果たして当人の意識変容に結び付くのか~?
 
ジェンダー平等の闘いは先は長いけど、その歩みを止めてはなりません。
アミカスで活動する市民グループの輪がもっともっと大きなうねりとなっていきますように。