「スマホ・ケータイ人権教室」で中学校訪問

今日は人権擁護委員として、「スマホ・ケータイ人権教室」の活動で市内の某中学校を訪問しました。
 
中学生でもSNSでのコミュニケーションは普通になってきている時代。大人でも文字だけのやりとりは誤解を生むこともあり、本当に難しいもの。中学生となれば、まだまだ説明力も解釈力も未熟で、すれ違いが起こってもおかしくありません。
例えば、こんなやりとり。
 
Aさん「今から遊びにいってもいい?」
Bさん「なんで来るの?」
 
Bさんは単に交通手段を聞いただけだったのに、Aさんは拒絶されたのだと思ってしまいます。
そんなコミュニケーションのずれが、仲間外れやいじめを生み、最悪の場合は自死に至ってしまうこともあります。
 
そもそも、携帯電話は、いつでも、どこでも、大切な人と繋がるためのツールだったはず。
それが、人との分断を生み、悲しい結果になるような話は絶対にあってなならない。
そんな思いで、人権擁護委員と携帯電話会社によるこの人権教室が開催されています。
 
そんな目的で行ったのですが、校舎を歩きながら至る所に問題箇所を発見!
今にも朽ち落ちそうな体育館の屋根、密状態の教室、荷物置場と化している廊下、トイレのレイアウトの悪さなどなど。
天神ビッグバンなんか言ってないで、学校ビッグバンをしなければ子どもたちの学びは豊かになりません。
現場に行くと、いろいろなことを感じます。