『82年生まれ、キム・ジヨン』読書会を終えて

市民グループの仲間と1年以上かけてぼちぼち進めてきた『82年生まれ、キム・ジヨン』の読書会が先月、最終回を迎えました。その集大成として昨日は、一緒に読み進めてきた方々との座談会でした。
 
訳者曰く「一冊まるごと問題提起の書」と言うくらい、韓国の小説なのに、日本のリアルな課題が随所に出てきて、これは架空の話ではなく、参加者それぞれの「私の話」になっていました。
 
女性というだけで選択肢がない、
女性というだけで黙らされる、
そして、女性というだけで名前が奪われる。
 
この小説の登場人物の名前の表現はとても深い意味があります。名前を持つということは、自分の人生を生きることだと思っています。
選択的夫婦別姓の議論さえ進まない日本で女性が生きていくことは本当に壁が多いと思います。
まだ読んでない方はぜひ!
 
次の課題図書も決まりました。
日時が決まったら、イベントページをシェアするなどして、広くお知らせいたします。