2020年大晦日に

大晦日。寒い一日になりました。
「成瀬えみ市政の窓口☆ほっとライン」の対応をしながら、年明けに配布する「市議会定期便」の最終校正をしています。
 
これまでと全く違う年末年始の風景。自宅で静かに過ごされる方も多いと思います。
1年たっても、コロナ禍は収束の見込みはつかず、心苦しい年の瀬となりました。
 
そのような中でも、「巣ごもり」の楽しみを見出したり、オンラインで新しい人たちと繋がりができたり、学習の機会が増えたりするなど新しい生活様式がきっかけで気づいたこともあったでしょう。
 
しかしながら一方で、家で過ごす時間の経過とともに家庭内での暴力やハラスメントの問題も浮き彫りになってきました。また、不安定な雇用形態が職場内の格差をさらに助長させました。
 
この1年で見えてきた問題は、これまでも社会に隠されていた問題です。非常時には、子どもや女性、非正規雇用者など弱い存在がさらに苦境に立たされます。自己責任で個人の問題にされてきたことを根本から問い直し、これが社会構造の歪みであると見直さないといけません。
 
2021年は、自己責任から支えあいへ、心の中の手を取り合って、この難局を乗り越えていきましょう。
私もあと1時間ほどで今年の仕事納めです。
今年1年ありがとうございました。