立憲民主党「女性議員ネットワーク」結成
本日、立憲民主党「女性議員ネットワーク」が結成されました!
コロナウイルス感染防止のために、Zoomでの結成大会となりましたが、全国津々浦々から1期生もベテラン議員も一緒に、心合わせをする時間になりました。
奇しくも、本日(12月25日)、国の「第5次男女共同参画基本計画」が閣議決定されました。悲願だった選択的夫婦別姓は、「夫婦別姓」という文言自体が削除!当初案から後退してしまいました。自民党の反対派に配慮したという報道もあります。
また、「202030(にいまるにいまるさんまる)」=あらゆる分野における指導的地位につく女性の割合は2020年までに30%との目標を達成できず、「20年代の可能な限り早期」に期限の先送りも!これも後退です。
結成大会後半の基調講演では、「いったいなぜジェンダー平等は進んでこなかったのか?」という大問題が提起され、政治の課題が浮き彫りになりました。
なぜ人権問題として本流の施策にならないのか、なぜ危機感の共有ができないのか、なぜ優先順位が低いのか、なぜ性教育が進まないのか…人権運動、労働運動、女性運動の中で市民がどんなに進めようとしても、それを良しとしない大きな勢力が存在してきた(いる)ことがそのブレーキになってきたということです。
今日の閣議決定からもそれは容易に推測できます。
大きな落胆を感じた日でもありましたが、同時に新たな仲間と課題を共有する日にもなりました。
福岡市も第4次男女共同参画基本計画の策定が大詰めを迎えています。もう後退は許されません。

