12月定例会が開会しました
本日、福岡市議会は12月定例会が開会しました。
今回の補正規模は約112億円。
新型コロナウイルス感染症対策のほか、災害対応や過大規模校の適正化に関するものなどがその内容です。
たとえば、地域外来・検査センターの増設や出張PCRの実施、また学習指導員の派遣事業など、早急に手当てが求められているもので、予算の増額となりました。
その一方で、増額補填のために減額補正もあります。
それは、職員のボーナスカット。業績悪化でたいへんな業界が多い中、今回の減額は当然、むしろ甘いという声は聞こえてきそうですが、保健福祉分野、教育・子育て分野、経済分野、救命救急などこのコロナ禍のなか、第一線で職員は激務をこなしてきています。エッセンシャルワーカーである公務員が燃え尽きてしまえば社会が動いていかなくなります。様々なご意見あるのは承知していますが、今回の予算案にギリギリの判断をすることになると思います。
補正予算案以外にも、子ども医療費の助成に関するものなど条例案が3件、指定管理者の指定や市立病院の中期目標、九大キャンパス地区の研究開発拠点用地の取得についてなどの一般議案が55件などあります。
今日は会派の議案質疑が行われ、明日からは一般質問、その後、常任委員会にて議案審査が始まります。会期は12月18日まで。
本会議も常任委員会もどなたでも傍聴できます。
※写真は、同じ会派の田中たかし議員の議案質疑直後の一幕です。
