12月4日~10日は福岡市人権尊重週間

12月4日~10日までは福岡市人権尊重週間です。
 
同和問題、女性、高齢者、子ども、障がい者、外国人に対する差別のほか、今年はコロナ禍によって感染を理由とした心ない言動も広がっています。
また、近年、インターネット上の人権侵害も自殺者が出るなど深刻な問題になっています。
どの問題も当事者にとっては重大で深刻な悩みです。
 
このような中、9月議会にて、インターネット上の人権侵害について一般質問いたしました。
質問の準備をしている最中の8月下旬~9月上旬にかけて、立て続けに総務省からインターネット上の誹謗中傷への対応に関する政策が公表されました。
担当課との勉強会はお互いに初めてみる資料を一緒に読み込んでいく作業から入りました。しかも一般質問の日までカウントダウンも始まっており、すべてが進行形!
 
9月の時点では満足のいく対策の答弁は聞くことができませんでしたが、今回、市政だよりの折り込み『考えよう みんなの人権』に初めてインターネット中傷について言及されることになりました。
相談体制の在り方についてはまだ周知が不十分ですが、違法・有害情報相談センターは地方自治体との連携を求めています。また、多数ある窓口をどのように活用すれば利用者が簡単に把握できるようになるか、手だてを打とうとしています。特に地方法務局と地方公共団体との積極的な連携により、身近な相談窓口から専門性の高い窓口へつながるスピードも加速できると思われます。さらなる対策を期待します。
 
一般質問の全文(約5000字)へのリンクを貼りますので、関心ある方はぜひご覧ください。