ごみ収集車の軌跡を追う

ごみ収集車追跡24時!
 
福岡市とその周辺のいくつかの市では、ごみの収集は夜間に行われます。
福岡市に長年住んでいると当たり前のことなのですが、これは全国でも珍しい取り組み。昭和30年ごろから始まったそうです。
 
そんな福岡のごみ収集について、深く知るために先日、収集車を追跡しました。集合時間は、夜中の24時。
 
区内の道はたいがい知っていたつもりでしたが、こんな道があったのか~!と思うほど入り組んだ道にもそこに住んでいる人がいる限り収集車は入っていきます。
 
時折、パン!!と何かがはじける音がするたびにドキッとします。そんな危険とも隣り合わせの仕事。ほんとうに頭が下がります。
1時間ほどで満杯になると、今回の地区の場合、春日市のクリーン・エネ・パーク南部へ移動。各地から続々と収集車が集まってきていました。一晩で5~6回往復するそうです。
 
夜間の戸別収集にはメリットもデメリットもありますが、デメリットをメリットに変えるのは市民のマナーと理解にかかってくると思います。
住みよい街を作るのは、住民の一人ひとりの意識なのだと収集車を追跡してみて深く感じました。
 
実は、県警と連携して夜の「街の見張り番」になっている収集車。今夜も福岡の街のあちこちまで走る作業員の方へ感謝しつつ、我が家のごみ袋も1つ、置いてきました。