原爆投下から75年

1945年8月6日に広島で、その3日後の9日に長崎に原子爆弾が投下され、今日で75年を迎えました。

入道雲が広がるこの季節。私たちの世代は子どものころ、夏休みの平和授業で毎年、戦争のことを振り返り、平和について学んできました。
この日の青く深い夏空を見上げると、そのときに感じた怖さ、悲しさ、愚か、醜さの感情が思い出されます。

実家の裏庭には防空壕があります。
当時まだ子どもだった父は、中国からの引揚者の1人です

私たちの世代は、まだ戦争の爪痕を近くで感じながら生きてきた世代です。二度と繰り返してはならない惨禍を次の世代に伝える最後の世代なのかもしれません。

非核三原則の堅持や核兵器廃絶の推進をはじめ、戦争につながるあらゆることの根元から絶つ取り組みをしていかねばなりません。

本日、午前11時2分。犠牲となられた全ての方々に改めて衷心より哀悼の意を表するとともに、残されたご遺族の方々、今なお心や体の傷に苦しまれている方々に、心よりお見舞いを申し上げます。


写真は2015年に民主党大学2015in長崎「核なき世界に向けて」に参加したときのもの。
この日の平和公園では小学生たちが平和の歌を奏でていました。