人権擁護委員の研修にて
今日は人権擁護委員の研修日でした。
午前は「人権擁護行政の現下の課題」や「人権侵犯事件処理事務」について学び、午後からは、架空の模擬相談で実践演習。
人権の課題は多岐にわたり、時代とともに変わっていってます。外国人差別や部落差別、女性や子ども、高齢者など弱者に対する差別、また、インターネットによる誹謗中傷なども大きな課題です。
また、HIV感染者やハンセン病患者などに加え、今回コロナ患者にも人権侵害が及んでいます。
身近な問題であるにもかかわらず、「なんだか堅苦しくて難しいもの」「自分には関係ないもの」と考えられがちです。
今日は人権とは何か?というと問いに向き合って17年という先輩人権擁護委員の方のお話も伺いました。
その根深さや幅広さゆえ、すぐには答えはでないかもしれませんが、考えていくこと、向き合っていくことが大切なのだと教えられました。