大牟田市でボランティア。息の長い支援を

今月6日からの大雨で大きな浸水被害のあった大牟田市。今もなお復旧作業は続いています。

立憲民主党福岡県連合では、災害ボランティア隊を立ち上げ、15日から被災地支援を始めました。
私も本日、朝から大牟田入りをしました。

深いところでは2メートルの泥水が2日間引かなかったそうです。水分を含んだ衣類や本、畳はずっしりと重く、何人もの力がないと外へも運び出せない状態。

時折、泥水がたまったままの引き出しや箱の中から、写真や雛人形、お母様の形見と思われる着物が無残な姿になってでてきます。

この雨が降るまでは、その家の宝物だったもの、生活に必要だったものです。

しかし、家主さんは考える間も無く、それらの処分を決めなければなりません。憔悴しきった表情で、「捨ててください」という言葉に何度も胸がつまりそうになりました。

家が片付いたとしても、心の整理をつけるにはこれから長い時間が必要です。本当の支援はこれからです。