ハンセン病問題についての学び、パネル展(~2/17)
ハンセン病問題について、今日の人権擁護委員の研修会で学んできました。
ハンセン病の患者さんたちは、日本では約90年以上にもわたり、隔離政策が行われ、患者さんやその家族が人権侵害を受けてきました。
現在、ハンセン病は治る病気であり、日本での新規の患者はゼロです。
にもかかわらず、社会の無知、誤解、無関心、または根拠のない恐れから、何千万人もの回復者およびその家族までもが、ハンセン病に対する偏見に今なお苦しんでおり、こうした状況を是正する社会の取り組みは遅れをとっています。
今、まだ全国で1000人以上の方が療養所で生活しています。
若いときからここ以外で暮らしたことがなく、高齢になってここで最後を迎える方も多いとのことです。
生涯にわたって偏見と誤解によって奪われた自由はもう戻ってきません。
同じような過ちを私たちがしないためにも、この問題についてただいい知識をもち、未来へつなげていかねばならないと思いました。
2月17日まで法務総合庁舎1階でパネル展やっています。この機会に知ることから始めてみましょう。